韓国料理の有名メニュー
プルコギ（韓国版すき焼き）

韓国料理といえば焼肉が有名ですね。（ちなみに「カルビ｣は骨付き肉の事です。）そして、この「プルコギ｣もポピュラーなお肉料理です。ハングルで「プル｣は「火｣、「コギ｣は「お肉｣のことです。
骨付きカルビなどと違って、切り落とし等のお手ごろなお肉で充分ですので、若い方やお子さんのいらっしゃるご家庭にお勧めの一品です。
今回は娘の大学のゼミのお友達が来宅し、ゼミの勉強をするというので「プルコギ｣で応援しました。

（１）漬けダレ
先ずは「漬けダレ｣を作ります。この分量は、お肉１ｋｇに対しての分量です。

水−４００CC
醤油−１００CC
お酒−１００ＣＣ
ごま油−１００CC
砂糖−１００ｇ
蜂蜜−小さじ２
摩り下ろしたニンニク−大さじ１〜２（お好みで加減して下さい）
リンゴ、又は梨を摩り下ろしたもの−半個分（※）
コショウ−少々

（※）我が家では、リンゴジュース等を使うこともありますが、加糖していないものが良いでしょう。今回は、リンゴ50％ニンジン50％の野菜ジュースを使いました。「漬けだれ｣は少し甘目が美味しいようです。

この「漬けダレ｣に骨付き肉を漬け込むと「味つきカルビの出来上がり！｣となります。これからバーベキューのシーズンになりますが、バーベキューの時にも便利な「漬けダレ｣ですよ。
もちろん、鶏肉でも豚肉でも美味しく頂けます。



（２）漬け込み
お肉を野菜と一緒に漬け込みます。

牛肉−１kg（多少油のある所の方が美味しく頂けます。）
玉ねぎ−５mm位の薄切りにしたもの１個分
ニンニンク−薄切りでも半分や1/3位にしたものでもお好みのきり方で
キノコ類−エリンギ等であれば薄切りに、種類はお好みでどうぞ

を入れ、揉み込み、２〜３時間ねかせて置きます。






（３）お鍋
我が家ではソウルの南大門市場で購入した「プルコギ鍋｣を使っていますが、平らな「すき焼き鍋｣でも大丈夫です。
ちなみに、この「プルコギ鍋｣を購入する時、南大門で鍋類だけを売っているお店を見つけ、粘った末にW2,000のディスカウントに成功しました！







（４）準備完了
これで準備完了です。
鍋物は準備に手間が掛からず忙しい時には助かるメニューですが、これは手間が掛からない上に娘のお友達やお客様に大好評を頂いているメニューです。









（５）調理
鉄板焼きのように「炒める｣というよりは、漬け込んだタレと一緒に焼きながら「煮込む｣という感じです。
お肉に火が通ったらば、サンチェ（レタスでも可）にお肉とご飯を少し、お好みでキムチなどを入れて巻き、頂きます。

お肉や野菜だけでなく、フチに溜まった漬けダレをご飯に掛けても美味しいんですよ。
米澤は、お鍋に「キムチ｣も入れて焼いて食べていますし、ご飯に「漬けダレ｣をタップリ掛け「コチュジャン｣を混ぜ入れて食べています。
煮込んだタレをご飯に掛けるのは、韓国でも本当に庶民的な食べ方のようで、お世話になっている朴範薫先生に「米澤さんは、本当はどこの国の人なの？」と聞かれるそうですが、、、、
我が家では、最後におうどんを入れ、漬けダレで炒め煮にして頂きます。

簡単に作れる韓国の有名本格メニューいかがですか？一度お試し下さい。

（６）箸休めの一品
これは箸休めに作った「山くらげとチャンジャ｣の韓国風和え物です。
「チャンジャ｣はお魚の「ワタ｣ですが、歯ごたえも良く和え物に入れると美味しくなります。
次回は、この和え物をご紹介します。